潤滑剤の効果が得られない場面で役立つフッ素コーティング系撥水剤

傘

金属製の機械において潤滑剤は非常に重要なものの、摺動部が潤滑が満たされた環境、常に空気に触れる環境とは限りません。金属摺動部が水中ともなると、潤滑油と塗布することができず、水中で錆が発生してしまいます。そこで有効となるのが、フッ素コーティング系の撥水剤です。撥水剤なら金属表面で常に水をはじく作用があり、錆を防ぐことができます。
また、フッ素コーティングは撥水性に優れているだけでなく、低摩擦係数すなわち潤滑性にも富み、熱や化学物質にも強い特性があります。食品や薬品などの製造工程において、溶液槽を用いる場合でも攪拌翼をしっかりと保護してくれます。また、撥水剤を塗布することにより、材料切り替えや清掃時の効率化が図られるだけでなく、ステンレス表面に錆が発生し、加工品に錆が混入するといったリスクも軽減することができます。
また、潤滑油は高熱になると粘度が低下し、潤滑性が大きく損なわれるものの、フッ素コーティングは高熱にも強く、潤滑性を損なうことがありません。さらに空気中の水分を吸収した潤滑油により、金属表面が知らず知らずのうちに錆びてしまうこともフッ素コーティングを行うことで二段階の対策を行うこともできます。潤滑油が使用できない、潤滑油は使用できるものの水分が混入するといった機械の錆対策と潤滑性の向上にフッ素コーティング系撥水剤を導入しましょう。

木材の屋外保管にも活躍するフッ素コーティング系撥水剤!

建築現場において、木材を屋外に一時保管する際、急な雨を心配します。にわか雨でも木材が湿ってしまうとカビや腐食の原因になるものの、大量の木材は直ぐに移動もできません。そこで有効になるのがフッ素コーティング系の撥水剤です。あらかじめ屋外保管する際に撥水剤を塗布することで、急な雨で濡れた場合でも木材に水分が浸透するといった心配がありません。
また、フッ素コーティング系の撥水剤は、撥水性に富むだけでなく安全性の高さにもメリットがあります。オイルステンなどのコーティングは撥水性が優れるものの、可燃性の木材に可燃性溶剤を塗布することで火災時に難燃性が損なわれます。一方、フッ素コーティングは水溶性のものあり、火災リスクが抑えられるだけでなく、コーティング自体も難燃性があり、より火災リスクを軽減できます。
また、樹皮膜が表面に形成されるコーティング剤も同様であり、難燃性が低下するだけでなく、木材の通気性も損なわれ乾燥吸湿による伸縮性も失われてしまいます。
ですが、フッ素コーティングなら薄い被膜の形成であり、施工時に木材の表面をカンナがけしたり、ヤスリがけすることで本来の木材特性を取り戻しやすくなります。保管から施工時の除去まで優れたフッ素コーティング系撥水剤で木材を雨から守りましょう。

フッ素コーティング撥水剤は油の浸透で変色する革製品にも使える

水濡れに弱い革製品を保護するため、撥水剤によるコーティングが必要不可欠です。しかし、市販の防水・撥水スプレーの多くは有機溶剤に樹脂が溶かされていたり、シリコーン油が含まれているものが多く、大切な革製品にダメージを与えてしまいます。シリコーン油が皮革に浸透し部分的な変色が生じることもあります。しかし、フッ素コーティング系の撥水剤はその心配がありません。
近年では、フッ素コーティング系撥水剤の多くは水性のものが多く、刷毛やスプレーで手軽に塗布することができます。そのため、革製品にも少量の水分で塗布することができ、乾燥後は強固な被膜を形成し水濡れから守ってくれます。
また、革製品にように表面に凹凸やシワがあるものでも隅々まで撥水剤が入り込み、塗布むらにより防水対策が不完全といったことがありません。さらに樹脂成分を含まないため、スプレー塗布する際に表面がザラついたり、ホコリを巻き込み外観が悪くなる心配もありません。
そのほかにもフッ素コーティングは重ね塗りしても手触りや光沢に影響のない薄い被膜が重ねられるため、革製品を長持ちさせるため定期的なメンテナンスにも向いたものになっています。革製品を水から守り、手軽にメンテナンスもできる撥水剤を探しているならフッ素コーティング系の撥水剤を利用しましょう。


たくさんある撥水剤の中から一番適切な製品を教えてくれるのは【フロロテクノロジー】です!技術的なことから納期のことまでまずはお気軽にお問い合わせください!きっと力になってくれます!

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